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2018年1月31日
ご存知かと思いますが、2020年度から大学受験の方式が大きく変わります。先日行われたセンター試験がなくなり、大学入学共通テストになります。特に英語に関しては「読む・聞く・話す・書く」全ての力が問われるため、テスト形式が大きく変化されることが予想されます。その英語の共通テストに向けての試行テストが下記の通り実施されます。高校受験直前に言うのも酷かもしれませんが、現在の中学3年生にっとっては大変気になるニュースですね。(現在の中学3年生が大学受験をするタイミングからセンター試験がなくなる予定です)
大学入試センターは、今年2月に実施する「大学入学共通テスト」の試行調査(プレテスト)の概要を公表しました。プレテストは昨年11月に続き2回目で、今回は英語を実施するほか、点字問題に関するプレテストも実施します。
今回のプレテストの受検対象者は高校2年生6720人で、2月13日~3月3日の期間内に、全国の協力校158校が任意の日時で実施されます。
問題はマーク式で、試験時間は筆記(リーディング)が80分、リスニングが30分。いずれも、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のA1~B1までの問題を組み合わせて出題し、実際のコミュニケーションを想定した明確な場面、目的、状況の設定を重視します。また、新たな出題形式として、当てはまる選択肢を全て選ばせる問題なども出題されます。
リーディングでは、テキストから事実や意見を整理する力、構成を理解する力、内容を理解して要約する力などを問う。発音やアクセント、語句整序などは出題されません。
リスニングはAとBの2グループに分けられ、Aでは、全ての問題で問題音声が2回流れます。Bは問題音声が1回流れるものと、2回流れるものが混在する形式となります。
「大学入学共通テスト実施方針」では、制度の大幅な変更による影響を考慮し、資格・検定試験の実施状況を踏まえつつ、2023年度までは同センターが作問する外国語科「英語」の試験を実施する。各大学の判断で、同試験と「大学入試英語成績提供システム」に参加する資格・検定試験のいずれか、または双方を選択利用できるようにする。今回のプレテストで得られた問題の正答率などの分析を踏まえ、大学入学共通テストで同センターが作成する英語の問題構成や内容を検討されます。
また、今回の調査では、受検上の配慮の在り方についても検討するため、点字問題も実施されます。科目は「国語」(60分)と「数学Ⅰ」(45分)で、2月5日から3月3日にかけて、全国の視覚特別支援学校の協力校15校43人を対象に行われます。